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旧旭川偕行社
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館として保存再利用されているこの建物は、陸軍第七師団が旭川に設営された際に、将校たちの社交場として1902年(明治35年)に建設されました。皇太子時代の大正天皇や昭和天皇の行在所としても使用されています。木造二階建の規模の大きな建物で、一階・二階とも前面をベランダとして各柱間を開放としています。正面中央には半円形ペディメント、半円形平面の玄関ポーチをつけ、また煉瓦積の煙突をたてアクセントとしています。内部は二階に大広間をもち、背面中央部に設けられた階段室、窓廻りに意匠を凝らしています。この建物は北海道における洋風の本格的なクラブ建築であり、意匠も非常に優れています。
文化財指定:国の重要文化財(1989年(平成元年)5月19日指定)
構造:木造、建築面積844.09m2、二階建、鉄板葺
建築年:1902年(明治35年)
旧旭川偕行社 地図(橙色ポインター「1」の場所が旧旭川偕行社です)
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住所:北海道旭川市春光5条7丁目
最寄交通機関:JR旭川駅
- 旧旭川偕行社(中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館)、井上靖記念館
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