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中宮寺
菩薩半迦像(如意輪観音)
菩薩半迦像(本尊如意輪観世音菩薩半跏像、国宝)は、中宮寺の本尊です。寺伝によれば如意輪観音とされ、当初は弥勒菩薩像として造立されたものと考えられています。「半跏の姿勢で左足を垂れ、右足を左膝の上に置き、右手を曲げて、その指先をわずかに頬に触れんばかりの優美な造形は、人間の救いをいかに行うかと思惟されるに相応しい清純な気品を備えてます。東洋美術における「考える像」として世界的に有名です。思惟半跏のこの像は、飛鳥時代の彫刻の最高傑作であるとともに、日本美術史さらに東洋古代芸術を語る上で欠かせない作品です。国際美術史学者の間では、「古典的微笑」の典型とされ、エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザと並んで「世界の三大微笑像」とも呼ばれています。
中宮寺 菩薩半迦像(写真は2008年11月10日撮影)
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