いこまいけ高岡 / 奈良編
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天寿国曼荼羅繍帳


 天寿国曼荼羅繍帳(天寿国繍帳残闕、国宝)は、断片しか残っていませんが飛鳥時代の染織の遺品としてきわめて貴重なものです。1982年に製作された複製品が本堂に安置され展示されています。聖徳太子の母・穴穂部間人皇后と聖徳太子の死を悼んで太子の妃であった橘大女郎(たちばなのおおいらづめ)が宮中の采女らとともに作った刺繍曼荼羅です。聖徳太子が往生したと伝えられる天寿国と400文字の銘文入りの刺繍で作成時は2帳ありました。その銘文は「上宮聖徳法王帝説」の背書に残っています。
 

 
中宮寺の見所と伽藍
菩薩半跏像天寿国曼荼羅繍帳表御殿
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