いこまいけ高岡 / 奈良編
いこまいけ高岡 > 奈良県 > 奈良市地図 > 佐紀路地図 > 秋篠寺

秋篠寺 本堂


 本堂(ほんどう)は、秋篠寺創建時に講堂として建築され、鎌倉時代に再建に近い大修理が施されました。鎌倉時代における和様仏堂の代表作の1つとなっています。国宝に指定されています。鎌倉時代の再建でありながら、奈良時代建築を思わせる様式を示す建物です。建物の規模は、桁行五間(正面、17.45メートル)、梁間四間(側面、12.12メートル)、屋根は寄棟造、本瓦葺き、軒高3.78メートル、軒出2.29メートルです。本堂の周囲には縁などを設けず、本堂内部は床を張らずに土間となっています。正面の柱間五間は、中央三間を格子戸にし、左右両端の間を連子窓としています。建物内部の柱に、風蝕痕が残ることから、建立当初は建物前面の五間と奥行一間分は、壁や建具を入れない吹き放しとしていたと推定されています。
 堂内には、本尊の薬師如来三尊像(国重文)を中心として、不動明王、帝釈天(国重文)、愛染明王、日光菩薩・月光菩薩(国重文)、十二神将像、地蔵菩薩(国重文)、伎芸天(国重文)、五大力菩薩が安置されています。
 
秋篠寺 本堂(写真:2009年10月26日撮影)
秋篠寺 本堂
 
秋篠寺 本堂 地図(Map of Hondo(Main hall), Akishino-dera Temple)、オレンジ色マーカーが本堂のある場所です。
 
地図データ 読み込み中 .....
 
この場所に秋篠寺にある本堂の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
  1. 東門
  2. 南門
  3. 拝観受付
  4. 本堂
  5. 大元堂
  1. 開山堂
  2. 霊堂
  3. 鐘楼
  4. 先達の碑
  5. 行者の石像
  1. 萬霊供養塔
  2. 十三層石塔
  3. 金堂跡
  4. 東塔跡
  5. 西塔跡
  1. 十三社
  2. 忠魂碑
  3. 香水閣
  4. 開山 善珠の墓
 

 
秋篠寺の伽藍と見所
本堂東門南門大元堂開山堂霊堂鐘楼先達の碑行者の石像萬霊供養塔十三層石塔金堂跡東塔跡十三社忠魂碑香水閣八所御霊神社境内地図
ページ先頭(秋篠寺:本堂)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.