いこまいけ高岡、立山
いこまいけ高岡 > ハイキングと登山 > 槍ヶ岳登山 > 槍沢ルート

坊主岩小屋


 坊主岩小屋(ぼうず いわごや)は、標高 2,692メートルの場所に位置しています。別名「播隆窟」の名前があり、槍ヶ岳を開山した浄土宗の僧「播隆上人(1828年(文政11年)7月28日に槍ケ岳に初登頂とされる)」がこの岩屋で寝起きし槍ケ岳を開いたと伝えられています。
 この坊主岩小屋の手前70メートルの場所が登山道の分岐点となっており、槍沢からの登山道を真っ直ぐ西へ進むと坊主岩小屋と殺生ヒュッテを経て槍ヶ岳方向、分岐点を右(北)に曲がって急登すると東鎌尾根にあるヒュッテ大槍へ至ります。
 槍沢・天狗原分岐(標高 2,348m)からここ坊主岩小屋へは1時間30分、坊主岩小屋から殺生ヒュッテ(標高 2,864m)まで40分です。槍ヶ岳からの下りとなる、殺生ヒュッテから坊主岩小屋まで20分、坊主岩小屋から天狗原分岐までは1時間です。また坊主岩小屋からヒュッテ大槍までは40分、ヒュッテ大槍から坊主岩小屋までは30分です。
 
坊主岩小屋(写真:2015年7月21日10時56分撮影)
坊主岩小屋
 
坊主岩小屋地図(Google Map)
このエリアの詳細地図は「国土地理院発行 2万5千分1地形図 槍ヶ岳 / 穂高岳」を購入するといいです。
 
坊主岩小屋と周辺のコースポイント
1. 槍沢・天狗原分岐:標高 2348メートル
2. 坊主岩屋 下の分岐:標高 2,665m
3. 坊主岩小屋:標高 2,692メートル
4. 黒岩
5. 殺生分岐:標高 2,860m
6. 殺生ヒュッテ:標高 2,864メートル
7. ヒュッテ大槍:標高 2,884メートル
8. 槍ヶ岳山荘:標高 3,080メートル
9. 槍ヶ岳:標高 3,180m、二等三角点(亡失)「鎗ケ岳」
10. 大喰岳:標高 3,101メートル
 
坊主岩小屋の内部(写真:2015年7月21日撮影)、それなりに広い
坊主岩小屋の内部
 
7月下旬でしたが中には雪が溜まってました、なのでヒンヤリ涼しかったです。(写真:2015年7月21日撮影)
7月下旬でしたが中には雪が溜まってました、なのでヒンヤリ涼しかったです。
 
2016夏山、積雪の少ないと年だったので内部に残雪なし(写真:2016年7月29日9時24分撮影)
2016夏山、積雪の少ないと年だったので内部に残雪なし
 
2016夏山、槍沢の雪渓も既に無く、多くの登山者が訪れているのか賽銭が多いです。(写真:2016年7月29日9時23分撮影)
2016夏山、槍沢の雪渓も既に無く、多くの登山者が訪れているのか賽銭が多いです。
 
坊主岩小屋の中から外を見る(写真:2015年7月21日撮影)、青空が綺麗、宿泊はNGだけどこんな感じで星空を見られたら最高かも
坊主岩小屋の中から外を見る
 
坊主岩小屋から眺めた槍ヶ岳(写真:2015年7月21日11時01分撮影)
坊主岩小屋から眺めた槍ヶ岳
 
坊主岩小屋の石仏1(写真:2015年7月22日撮影)
坊主岩小屋の石仏1
 
坊主岩小屋の石仏2(写真:2015年7月22日撮影)
坊主岩小屋の石仏2
 
「坊主岩小屋」説明プレート(写真:2015年7月22日撮影)
「坊主岩小屋」説明プレート
「坊主岩小屋」説明プレートの内容
播隆窟(ばんりゅうくつ)
 槍ヶ岳初登はん・開山をなしとげた念仏行者 播隆がそのつど利用した岩屋。
 播隆行者は五回槍ヶ岳登山をしたが、天保五年(1834)の第四回登山の時は、この岩屋で五十三日間も篭り、念仏を唱えた。
(播隆/1786~1840)
 
「1200」と書かれた岩(写真:2016年7月29日9時21分撮影)、槍の肩(槍ヶ岳山荘)まで1200メートルです。
「1200」と書かれた岩
 

 
ページ先頭(槍ヶ岳登山:坊主岩小屋)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.