いこまいけ高岡 >
立山 >
私の登山道具 >
登山靴
ミッドカット登山靴「スカルパ トリオレ プロ GTX」
長年使ってきた「ガルモント リベンジGTX」が側面のゴム(バンパー?)の接着劣化で水が浸みるようになり、ソールもすり減りなどなど、ようやく買い替える気になり、モンベル、好日山荘、オクトスといった富山県にある登山用品店を歩き回り試着を繰り返し、スポルティバとかアゾロなどが良いな〜、と感じたものの、多少の違和感がありました。以前、知り合いのカメラ仲間が富山市にある「スポーツのマンゾク」がイイよと言っていたので、じっくり試し履きするため平日の開店直後に行きました。特にメーカーのこだわりが無いので「幅が細く、薄い足。4泊くらいの縦走(小屋泊り)、15sくらいの荷物を背負って歩くこともある、夏山+残雪期の立山室堂」の条件でお勧めの登山靴を選んでもらいました。私は、足が細いので、いわゆる日本人向けの幅広登山靴だとカパカパで、横方向に足がズレてしまい、横ずれしないように足サイズ小さめの登山靴を履くと下りで爪先があたり3か月くらい爪先が紫の状態・・・。なので今回の登山靴購入では「足のあたり(違和感)については絶対妥協しない」くらいの気持ちで試着をしました。
最初に出てきたのは、名前忘れました(ドイツのブランド)、足を入れると「足の細い人用!」って感じの登山靴でした。履いた直後は良いかなと思い階段を昇り降りして、5分くらい履いていると、小指のところが当たっているような違和感を感じるようになり、靴ひもを緩めて調整しても改善せず、たぶん細すぎです!ってことになりました。この登山靴の優れた点は、インソールの厚み(爪先部分)調整が出来て(爪先部分が層になっておりマジックテープで交換可能)、私の薄い足に対応できました。
棚を見ると、スポルティバがあったので、あれはどうなのと聞くと、予算オーバーかもしれませんよ・・・(最初に4万円くらいと伝えてあった)、ぴったしサイズが無かったので、サイズ違いをちょっと履いてみたけど、やめにしました。次に出てきたのが、今回購入したスカルパのトリオレです。オレンジ色のド派手なデザインでしたが、履き心地は問題なく、15分くらい履いても違和感なし。念のため、インソールを取り出し、足を乗せて形を確認、問題なし。ただし、インソールは安っぽい感じ満載でした。それでお店のオジサン(たぶん社長さん)に「今、インソール「スーパーフィート」って高いの使っているけど、効果がよく判らんのじゃが・・・」とぼやいてみると「高いだけじゃダメで、足の形にあっていないと意味がありません」って事でした。つまり土踏まずの形状にぴったりしていないとダメって事らしい。そして、イイのある?と聞くと、これなんかどうですかとサンプル品をスカルパに入れて下さり、再度履いてみました。なんとなく履き心地アップ。そしたら、ぴったりサイズでやってみますか!って感じで新品のインソールをチョキチョキ!あはっ、そんなことされたら買わなきゃダメかな〜、だんだんと引くに引けない雰囲気!そして再再度の試着、更に履き心地が良くなった気がしました、ただしあくまでも、そんな気がしただけです。それで5分くらい履いて階段を昇り降り、まぁ問題なさそうだったたので、お買い上げ決定。値段は、34,020円(税込、定価 37,800円を10%オフ)でした。ちなみにインソールは 3,888円(税込、定価 4,860円を20%オフ)でした。スカルパは去年から定価(希望小売価格)を下げているので安くなってますよ、との事でした。なんとなく、今回買ったトリオレは今年(2017年)6月に型落ちになっているような気がします・・・。
スカルパ トリオレ プロ GTX(写真:2017年7月13日撮影)
ロストアロー(LOST ARROW)のWebサイトにある「スカルパ トリオレ プロ GTX」の紹介ページより引用
SCARPA トリオレ プロ GTX
¥37,800 (税込)
岩場の多い縦走から冬の中級山岳まで対応するテクニカルマウンテンブーツ。フレキシブルなアッパーデザインと軽量ソールにより、快適な歩行性能を発揮します。
商品説明
・柔軟に動かせる足首のデザイン
・爪先に力を入れやすいクライミングラスト
・軽快なペンタックスプレシジョンXT
・二段階の紐締めができるロック式Dリング
・セミワンタッチクランポン対応
アッパー:撥水スエード/ナイロン
ライニング:ゴアテックス®
ソール:ビブラム・ペンタックスプレシジョンXT
重量:880g(#42、1/2ペア)
サイズ:#39〜#47(24.9cm〜29.7cm)
www.scarpa.com のWebサイトにある「TRIOLET PRO GTX」の紹介ページより引用
Product discontinued for sale from 13-06-2017.(この製品は 2017年6月13日に販売終了となりました。)
Description: Light and durable, capable on ice, comfortable on the descent, the Triolet comes out as soon as temperatures climb. Guides love the supportive, Pro Fiber XT 20 insole and Vibram® Mulaz S sole – the combination kicks steps as well as it walks, climbs waterfall ice as well as it scrambles ridge lines. If it’s warm enough, we step out of the Mont Blanc GTX and into the Triolet. It’s a standard bearer for us.
Features:
Performance Comfort Gore-Tex
Tri-Flex ankle
Vibram® sole with climbing zone
* Roll over any of the highlighted features above to see more detailed information about that feature.
Specs:
Upper: 2.8mm Suede Pro HS12 (Perwanger)
Lining: Gore-Tex® – Performance Comfort
Insole: Pro-Fiber
Midsole: PU/EVA
Sole: Vibram® Mulaz
Last: FT
Sizes: 39 - 47, 48 (half sizes)
Weight: 820g; 1lb 13oz
Color: Mango
Product Code: 71041/200
と言う事で、「スカルパ トリオレ プロ GTX」を詳しく見ていきます。
SCARPAの箱
|
ビブラム・ソール、当然のことながら貼り換え可能、1万5千円ほどらしい
|
登山靴側面外側
|
登山靴側面内側
|
ベロは靴本体と一体型
|
ベロの内側、71040 41 FT、MADE IN ITALY、SCARPA
|
付属のインソール(中敷き)
|
インソール裏側
|
登山靴の内側、黄色いウレタン系素材
|
トウ(爪先)、ランドラバー
|
ミッドソール、岩稜も行けるちょい堅め
|
爪先部分ミッドソール
|
コバ付きの踵、セミ・ワンタッチ・アイゼンが使える、予定はありませんが
|
ロック式Dリング、足の甲(爪先)と足首(脛)を別々に紐絞めできます。
|
ページ先頭(登山靴:スカルパ トリオレ プロ GTX)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.