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称名滝
悪城の壁
悪城の壁(あくしろ の かべ)は、古立山火山の噴出で形成された溶岩台地(弥陀ヶ原)を氷河と称名川の浸食作用によって10万年の歳月を掛けて造られたと考えられています。「悪城の壁」全体が、溶結凝灰岩で出来ており、横方向2キロメートル・高さ500メートルもあります。一枚岩の大断崖としては日本一と言われています。所々には「材木岩」と呼ばれる柱状節理石があります。悪城の壁という名前は「とても恐ろしく、砦のように人を寄せつけない崖」という意味で名付けられたと伝えられています。
称名滝へ向かう県道立山称名線の途中(立山有料道路・桂台料金所から約1.5km、称名平バス停から約1km)にあります。車で走ると「あ~険しい山だな」と素通りしてしまいがちですが、称名滝探勝バスの「悪城の壁バス停」に隣接して悪城の壁展望台(駐車場併設)もあり一見の価値があります。10月中旬から下旬の紅葉の時期が特に見ごたえがあります。
悪城の壁(写真:2008年7月2日 午前9時40頃 撮影)
悪城の壁 パノラマ写真(写真:2011年11月2日 正午頃 撮影)
11月上旬でちょっと紅葉の見ごろを過ぎていました・・・。
悪城の壁展望台
悪城の壁 地図
悪城の壁と周辺のポイント
- 悪城の壁:当然ながら見るだけで登れません。
- 悪城の壁展望台
- 称名平:称名滝への駐車場とバス停および休憩所「レストハウス称名」
- 立山有料道路 桂台ゲート:一般車は利用不可
悪城の壁への行き方
- バス(称名滝探勝バス):立山駅から称名滝行きのバスに乗り「悪城の壁バス停」で下車、立山駅から所要10分(1日最大10本・1時間間隔で運行・4月下旬から11月上旬)、バス停正面の岩肌が悪城の壁
- 自動車:立山駅付近から県道立山称名線(バスの路線と同じ)を通り、悪城の壁展望台に車を駐車
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