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清水町配水塔資料館
清水町配水塔資料館 旧配水塔
高岡市における近代水道の発祥の地にある配水塔は「水道のシンボル」として、高岡の発展に大きな役割を果たしました。窓や1階入口を洋風のアーチ式にデザインしたり、元内閣総理大臣の犬養毅(いぬかい つよし)の毛筆書き「恵澤萬年」を御影石に刻みこんだものを設置するなど、当時としてはモダンな外観となっています。昭和6年(1931年)6月に完成し、昭和33年(1958年)3月まで清浄な水を、ポンプで配水塔5階の貯水槽に送り、配水塔の落差を利用して、市内へ水を供給していました。
昭和33年まで配水塔として使用され、現在は資料館となっています。一階部分の内部が公開され、高岡市の水道に関する資料が展示されています。3月1日から11月30日までの月曜日を除く毎日(9時から16時)開館され、夜間(日没から22時)はライトアップされています。
昭和4年(1929年)4月着工、昭和6年(1931年)6月完成、昭和6年(1931年)6月22日通水開始。
全高:29.7m、5階建て。1〜4階:鉄筋コンクリート造りの円筒形・直径9.29m、5階:銅板張り加工円筒形(貯水槽部)・直径11.4m。
貯水槽:容量355m3、昭和3年の計画時における給水人□8万人の1時間分の給水量に相当。鉄筋コンクリートの内柱と外柱24本によって支えられています。
旧配水塔 写真
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