金沢駐屯地祭：戦闘訓練展示

金沢駐屯地祭戦闘訓練展示

　都市が敵に占拠され、住民が非難した後に防衛出動を命じられた自衛隊による奪還作戦が展開される。
　最初に観測ヘリ（OH-6D）による偵察飛行が行われ、次いで偵察用オートバイ2台による地上偵察。自衛隊の偵察行動に触発された、敵方の装甲車（82式指揮通信車）に装備された12.7mm重機関銃 M2が火を吹き撃ち合いが始まりました。個人的には、テロリスト集団なら理解できるが、装甲車を要した敵勢力の上陸を許し街を占拠された時点で終わっているような気がするが・・・。敵の攻撃に反撃すべく、87式偵察警戒車が投入され、後方からは155mm榴弾砲 FH70や81mm迫撃砲 L16で砲撃を開始。敵攻撃力を減退させた後で、74式戦車と軽装甲車に搭乗した普通科部隊が投入される。これにより、榴弾砲と迫撃砲の攻撃と合わせて戦車や軽装甲車からの攻撃が行われる。頃合を見て、戦車が敵陣地に突入。劣勢になった敵はビルに立て籠もるが、自衛隊レンジャーがビル屋上からロープを伝いおり、窓を破り強行突入を行いビル内の敵を制圧。

敵が占拠するビルへの強行突入の様子、金沢駐屯地祭での名物となっている「ガラス破り」

訓練展示（模擬戦）の写真

鉄条網設営	偵察飛行
オートバイによる地上偵察開始
偵察中に敵と遭遇し銃撃戦	偵察終了、撤収
自衛隊の偵察に反応し、敵主力の装甲車（82式指揮通信車を使用）が攻撃を開始
反撃するため、87式偵察警戒車が投入され25mm機関砲で攻撃	155mm榴弾砲で敵陣地攻撃
81mm迫撃砲で敵陣地攻撃 74式戦車での攻撃、戦車後方では87式対戦車誘導弾による支援を実施
軽装甲機動車の普通科部隊が攻撃開始	火炎放射器で敵陣地を殲滅
硝煙たなびく中、戦車が敵陣地へ突入
屋上のレンジャー隊員を攻撃する敵兵	壁面降下するレンジャー隊員
敵が立て籠もるビルへ突入	戦闘訓練展示終了