いこまいけ高岡 >
自衛隊 >
陸上自衛隊 装備
OH-6D(観測ヘリコプター)
観測ヘリコプター OH-6Dは、アメリカ合衆国のヒューズ・ヘリコプターズ社が開発した小型ヘリコプターです。小型軽量で高い整備性と卓越した飛行性能があり、優れた信頼性と安全性を備えています。日本では川崎重工業がライセンス生産を行いました。このOH-6Dは、1979年(昭和54年)から1997年(平成9年)まで生産され、陸上自衛隊に193機、海上自衛隊に14機が納入されました。なお陸上自衛隊では、2001年(平成13年)から後継の観測ヘリコプターとされたOH-1(川崎重工業を主体とした純国産双発ヘリコプター)の導入が進められていますが、予算削減の影響で年間調達数が少ないことから、今後も当分の間はOH-6Dの運用が続けられるようです。
OH-6D(観測ヘリコプター)写真:2008年9月28日 金沢駐屯地祭にて撮影
機体番号:X31196(JG-1196)、第10師団 第10飛行隊(明野駐屯地)所属
名称:OH-6D
種別:観測ヘリコプター(偵察機)
乗員:パイロットを含めて4人
全長:9.30m(胴体全長7.23m)
全幅:8.05m(スキッド幅2.06m)
全高:2.73m
ローター直径:8.05m(5枚ブレード)
自重:538kg
最大全備重量:1361kg
最大速度:282km/h、巡航速度:240km/h
航続距離:430km、実用上昇限度:4450m
製作:川崎重工業(アメリカのヒューズ・ヘリコプターズ社からのライセンス生産品)
備考:暗視ゴーグル対応コックピット、赤外線監視装置、赤外線照射装置を装備
観測ヘリコプター OH-6D の写真
ページ先頭(陸上自衛隊:OH-6D(観測ヘリコプター))へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.