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87式対戦車誘導弾
87式対戦車誘導弾は、64式対戦車誘導弾(MAT)の後継として開発された国産の第3世代の対戦車ミサイルです。普通科部隊などに装備する中距離用の対戦車ミサイルとして運用されています。国産初のレーザー誘導方式を採用しています。73式小型トラックに搭載し運搬するのが基本ですが、小型軽量化により人員携行が可能で、照射と射撃場所を離すことが出来ます。なお、2006年度(平成18年度)で87式対戦車誘導弾の新規調達が終了し、この87式対戦車誘導弾と79式対舟艇対戦車誘導弾の後継として開発された中距離多目的誘導弾(高機動車に搭載)の調達が2009年度(平成21年度)から始まっています。
87式対戦車誘導弾(写真:2008年9月28日 金沢駐屯地祭にて撮影)
写真左:レーザー照射機、右:発射機
名称:87式対戦車誘導弾(MMAT、Type 87 Chu-MAT)、通称:中MAT、愛称:タンクバスター
種別:対戦車ミサイル
開発:防衛庁技術研究本部、製作:川崎重工、三菱自動車工業
87式対戦車誘導弾 諸元
- ミサイル全長:約 1,000mm
- ミサイル直径:110mm
- ミサイル重量:約 12kg
- 射程:約 2,000m
- 誘導方式 :セミアクティブ・レーザ・ホーミング
- 飛翔速度:不明
- 発射機とレーザー照射機との離隔可能距離:200m
- システム重量:140kg(ミサイルを6発携行した場合の総重量)
87式対戦車誘導弾 詳細写真
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