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12.7mm重機関銃 M2(ブローニングM2重機関銃)
12.7mm重機関銃 M2は、陸上自衛隊で主に車載機関銃として装備されている重機関銃です。また地上戦闘用に三脚架、対空用に高射架脚を用いて普通科部隊の重機関銃としても使用されています。この12.7mm重機関銃は、アメリカ合衆国の銃器設計家ジョン・ブローニング(John Moses Browning、1855年1月21日生 - 1926年11月26日没)が第一次世界大戦末期に開発し、1933年にアメリカ軍に制式採用され、第二次世界大戦以来世界各国の軍隊で採用されています。現在でも世界中で生産されている優秀な機関銃です。日本では住友重機械工業がライセンス生産しています。
12.7mm重機関銃 M2(写真:2012年9月30日 金沢駐屯地祭にて撮影)
名称:12.7mm重機関銃 M2(ブローニングM2重機関銃)
種別:機関銃
開発国:アメリカ合衆国、設計・製造:ジョン・ブローニング(設計)
ライセンス生産:住友重機械工業
12.7mm重機関銃 M2 諸元
- 全長:1645mm、重量:38.1kg(三脚なし)、58kg(三脚あり)
- 口径:12.7mm、銃身長:1143mm
- ライフリング:8条右回り
- 使用弾薬:12.7mm×99(通常弾、焼夷弾、徹甲弾等)
- 装弾数:ベルト給弾(1帯110発)
- 作動方式:ショートリコイル(弾丸の発射時の反動を利用した自動装填式銃器の作動方式)
- 発射速度:毎秒400発から600発
- 銃口初速:853m/s
- 有効射程:2,000メートル、最大射程:6,770メートル
82式指揮通信車に装備された12.7mm重機関銃 M2(写真:2008年9月28日撮影)
74式戦車に装備された12.7mm重機関銃 M2(写真:2008年10月12日撮影)
96式装輪装甲車に装備された12.7mm重機関銃 M2(写真:2010年10月24日撮影)
12.7mm重機関銃 M2 詳細写真
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