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155mm榴弾砲 FH70


 155mm榴弾砲 FH70は、西ドイツとイギリスおよびイタリアの3ヵ国によって共同開発された口径155mmの榴弾砲です。陸上自衛隊の主力火砲に位置付けられ、日本全国に492門の155mm榴弾砲 FH70が配備されています。開発国を含めて最大の配備数となっています。長距離移動には74式特大型トラックをベースとした中砲牽引車を使用しますが、短距離の移動ならば補助エンジンを利用して自走(時速16km)できるため展開・撤収が従来の砲と比べて極めて早いという特徴があります。
 
155mm榴弾砲 FH70(写真:2009年9月20日 金沢駐屯地祭にて撮影)
155mm榴弾砲 FH70
 
155mm榴弾砲 FH70 空砲発射時の砲焔(写真:2012年9月30日撮影 金沢駐屯地祭にて)
155mm榴弾砲 FH70 空砲発射時の砲焔
 
空砲発射後の155mm榴弾砲 FH70(写真:2011年11月20日撮影 金沢駐屯地祭にて)
空砲発射後の155mm榴弾砲
 
名称:155mm榴弾砲 FH70、愛称:サンダーストーン
種別:火砲(榴弾砲)
口径:155mm
全長:12.43m(射撃時)、砲身長:6.022m、重量:約9トン
操作人員:9人
輸送運搬:牽引および1700cc ガソリンエンジン
弾薬:榴弾、発煙弾、照明弾、砲弾重量:43.5 kg
発射速度:最大6発/秒、最大射程:24kmから30km(使用弾薬で異なる)
製作:日本製鋼所(ライセンス生産品)
備考:中砲牽引車(FH-70用)で牽引。補助動力装置を有しており、最高速度16km/hで自走できる。
 
中砲牽引車と155mm榴弾砲
中砲牽引車
 
155mm榴弾砲 FH70 の詳細写真
正面から見た155mm榴弾砲
榴弾砲 正面
後ろから見た155mm榴弾砲
榴弾砲 後方
榴弾砲 側面
榴弾砲 側面
観閲行進
観閲行進
戦闘訓練展示
戦闘訓練展示
二重砲口制退機
二重砲口制退機
砲身
砲身
砲身内部
砲身内部
照準手席
照準手席
照準装置
照準装置
眼鏡托座 JRA-12
眼鏡托座 JRA-12
閉鎖機
閉鎖機
垂直鎖栓
垂直鎖栓
射撃レバー
射撃レバー
装填トレー
装填トレー
平衡機
平衡機
下部砲架
下部砲架
砲脚
砲脚
砲脚ブレード
砲脚ブレード
(駐鋤)
コリメーター
コリメーター
(視準器)
中砲牽引車
中砲牽引車
牽引時
牽引時
ガン・トラベル・ロック
ガン・トラベル・ロック
自走時
自走時
自走時操縦席
自走時操縦席
補助動力装置
補助動力装置
 

 
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