庭園の縁側は、障子腰板(杉板)の室内側に土筆の絵が描かれていることから「
土筆の縁」と呼ばれています。柱の無い開放的な縁側は、お居間である「蝶の間」から土筆の縁庭園(つくし の えん ていえん)を眺めるためのものです。縁側の板張りは鴬張り(うぐいすばり)の工法が用いられ、歩くと小鳥のさえずりのように聞こえ人の存在を知らせます。庭園を流れる鑓水(やりみず)は静かで音をたてず小鳥や虫の音が届くように工夫され、隣にある万年青(おもと)の庭園がせせらぎの音をたてているのとは対照的です。
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