いこまいけ高岡 / 京都編
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平等院・鳳凰堂 翼廊


 翼廊(よくろう)は、世界遺産に登録されている平等院の鳳凰堂の中心部分にある中堂の左右両脇(南北方向)からのびるように見える建物(切妻造り本瓦葺き、各桁行折れ曲がり延長八間、梁間一間、一重二階)です。
 中堂の両脇から左右にのびた建物であるため鳳凰の翼に相当する部分で翼廊と名付けられています。廊下といえば廊下で、二層構造です。ただし、人が通れるのは一階部分の石敷きの場所で、2階部分の回廊に見える所は、床面から柱の上までが三尺(約90cm)しかないため歩くことは出来ません。また翼廊の角にある隅楼は床板と天井が無く、更に昇降用の階段もありません。そもそも、翼廊自体が中堂と繋がっておらず、実用には役さず、完全に鳳凰堂全体の見た目の優雅さを醸し出す為の建物となっています。
 
平等院・鳳凰堂 翼廊(写真:2012年4月24日撮影)
平等院・鳳凰堂 翼廊
 
北側から見た翼廊
北側から見た翼廊
 

 
平等院・鳳凰堂の見所
中堂本尊 阿弥陀如来坐像鳳凰像翼廊尾廊10円硬貨
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