いこまいけ高岡 / 京都編
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唐門 中国故事の彫刻


 唐門の側面に中国の故事をモチーフとした浮き彫りの極彩色彫刻があります。道路側(北小路通)は「黄石公」と「張良」の「黄石公が川の中に投げ入れた沓(靴)を張良に拾わせ兵書を授ける場面」、境内側は「許由」と「巣父」の「許由 耳を洗えば単父牛をひいて帰るの図」です。「黄石公と張良」が道路側にあり、「許由と巣父」が境内側にあるのは意図的であり、武人である張良を「俗世」である境内の外、清廉な人物とされる許由と巣父を「非俗世」である境内に配置したとされています。
 
唐門 中国故事の彫刻(写真:2009年10月28日撮影)、牛を引いて帰る単父
唐門 中国故事の彫刻
 
耳を洗う許由
耳を洗う許由
 
馬上の黄石公
馬上の黄石公
 
龍神に乗り沓(靴)を献ずる張良
龍神に乗り沓(靴)を献ずる張良
 

 
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