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大転石
西番の大転石
西番の大転石(安政の流石、にしばん の だいてんせき)は、富山県東部を流れる常願寺川流域に約 40個あるとされる大転石の一つです。重さ 24トン。
所在地:〒939-8104 富山県富山市西番、36°38'26.4"N 137°16'32.2"E(36.64065500251422, 137.27561982942132)
西番の大転石(写真:2024年6月8日 8時00分撮影)
東側から見た西番の大転石(写真:2024年6月8日 8時03分撮影)
西番の大転石の説明石碑(写真:2024年6月8日 8時01分撮影)
石碑説明文
安政の流石 重さ 二十四トン
この大石は、安政5年(1858年)2月25日の大地震による大鳶・小鳶等の山峰の大崩壊と3月10日の地震で真川が満水、ダムの崩壊で山津波となり大岩・大木を押し流し富山市東部を泥土と化した。更に4月26日降雨続きで融雪水の氾濫・湯川ダムの決壊によって大洪水となる。世に「大鳶崩れ」といわれ、馬瀬口堤防の決壊で西番村から柳町にかけて一面泥流に埋まった。これはその時の流石である。
明治24年・大正3年の大洪水等何回も災害に見舞われ、大正15年立山砂防工事事務所の設立以来、ダム工事、川底の掘削が続けられ漸く洪水から脱出できるようになる。戦後は機械化農業推進のため昭和46年より農業基盤整備事業が進められて、この大石は現在地に移された。
農業基盤整備事業の概要(西番地内)
一、耕地面積 当時 5,162筆が換地後 1,502筆に
地籍 171ヘクタールが 213ヘクタールに
一、総事業費 5億9612万円
一、着工 昭和46年 完工 昭和54年
昭和62年3月吉日 西番第3工区委員会 田辺栖堂謹書
西番の大転石 地図(Google Map)
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