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「為鶴澤佐山」碑


 「為鶴澤佐山」碑は、富山県東部を流れる常願寺川流域あり、富山霊園(西番霊園)の北端部東寄りの園内道路脇に安置されています。
 この石碑の正面には願文として「為鶴澤佐山」と陰刻され、裏面に「元治元子仲夏建之竹本奏川書 無□人 竹本文常 同文勇 同岳光 同文吉」とあります。元治元年(1864年)竹本文常らが願主となって鶴澤佐山(義太夫関係者?)のために建立した供養塔と推定されています。素材は花崗岩の河川転石で、高さ 46寸(140センチメートル)、幅 22寸(66.7センチメートル)、厚さ 8寸(24.3センチメートル)の大きさです。
 為鶴澤佐山石碑の右隣には「南無阿弥陀仏」と彫られた石碑が幾つか建っており、年代銘として「文化」「文政」「嘉永」の文字が読めます。
所在地:〒939-8104 富山県富山市西番、36°38'30.1"N 137°16'56.8"E(36.641706343322014, 137.2824505772014)
 
「為鶴澤佐山」碑(写真:2025年7月15日 14時51分撮影)
「為鶴澤佐山」碑
 
「為鶴澤佐山」碑
「為鶴澤佐山」碑
 
石碑と石仏が並んでいます(写真:2025年7月15日 14時51分撮影)
石碑と石仏が並んでいます
 
「為鶴澤佐山」碑 地図(Google Map)
 

 
常願寺川の大転石
大場の大転石西大森の大転石西番の大転石(安政の流石)、 安政地震の大岩(供養塔)横江野開左岸連絡水路橋
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