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ヘッドランプ
モンベル コンパクト ヘッドランプ
この「モンベル コンパクト ヘッドランプ」は私の2つ目の登山用ヘッドランプです。最初のヘッドランプは「ナショナル BF-198-H」だったのですが、かれこれ15年以上使って飽きてきたのと LEDライトとはいえ暗かったので新しいものを探しました。モンベル好きなので、ブランドはモンベル一択でした。モンベルでは4種類のヘッドランプがあり、明るい方から「パワー ヘッドランプ」「コンパクトヘッドランプ」「ミニ ヘッドランプ」「H.C.ヘッドランプ」があります。
| 品名 |
重量 |
電池 |
明るさ（最大） |
| パワー ヘッドランプ |
91g |
単4形電池3本 |
160ルーメン |
| コンパクトヘッドランプ |
69g |
単3形電池1本 |
45ルーメン |
| ミニ ヘッドランプ |
32g |
コイン形リチウム電池（CR2032）2個 |
20ルーメン |
| H.C.ヘッドランプ |
100g |
電池不要＝ハンドル手回し充電 |
6ルーメン |
今使っているヘッドランプの最大の不満点が電池（リチウム電池 CR123A）でした。ちょっと高い使い捨てタイプで専用電池を予備で持つのが嫌でした。で今回は充電できる電池を使用するヘッドランプから選ぶことにしました。そうすると、モンベルの場合は「パワー ヘッドランプ」「コンパクトヘッドランプ」の二つに絞り込まれました。パワー ヘッドランプはモンベルとしては一番明かるのですが電池が「単4形 3本」、それに対してコンパクトヘッドランプは「単3形 1本」です。単3形も単4形もエネループを持っていますが、登山でGPSローガー（単3形電池1本使用）を使い、それ用に単3形電池を持ち歩くので、電池の兼用もできるのでコンパクトヘッドランプが本命になりました。重量も現在使ってるナショナルのヘッドランプと同じような重さなので違和感もないハズです。最後まで悩んだのは、明るさです。45ルーメンと記載されていますが、どのような明るさかイメージできません。ちなみにナショナルのものは「30㎝前方で 180ルックス、1メートル前方で 20ルックス」らしいのですが、単位がルーメンとルックスで違うので比較になりませんでした。ちなみにネットで調べると、ルーメンは光源が発する光の総量を表す光学単位、ルックスは限定した場所の明るさを表す光学単位のようです。メーカー的には光源（LED）の光の強さ「ルーメン」の方が規定（測定）しやすいのは理解できますが、素人的に登山道を照らしたときの道の明るさを知りたいのでルックス表示（例：2メートル先が50ルックス）の方が比較しやすいと思うのですが・・・。結局はモンベルの店頭にナショナルのヘッドランプを持ち込んで、比較して決めました。見た感じコンパクトヘッドランプの方が、2倍明るく、光の広がりがよりワイド方向な気がして、購入決定。2017年4月にモンベル・立山ビレッジで 税別 2,200円（税込 2,376円）でした。ちなみにボディーカラーは、BK（黒色）、FRGN（黄緑色）、OPERA（濃いピンク色）、PRBL（明るい青色）、WT（白色）の5種類がありました。私は、長く使うとキズで色が汚くなりそうですが、白色のを買いました。理由は見た目が綺麗だったからです。
公式Webサイト：コンパクトヘッドランプ（モンベル）
ヘッドランプ「モンベル コンパクト ヘッドランプ」
コンパクト ヘッドランプ について、モンベルWebサイトより引用
製品説明
汎用性の高い単3形電池1本で使用でき、軽量コンパクトながらも明るいヘッドランプです。歩行を目的とした高輝度白色LED（1灯）と、目に優しい電球色LED（1灯）を装備しています。単3形アルカリ乾電池1本付属。ニッケル水素充電池、リチウム電池にも対応しています。
仕様
重量：46g（69g） ※（ ）内は電池を含む重量です。
カラー：ブラック(BK)/ フレッシュグリーン(FRGN)/ オペラ(OPERA)/ プライマリーブルー(PRBL)/ ホワイト(WT)
防水等級：IPX6（耐水形、あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない）
付属品：電池:単3形アルカリ乾電池1本
コンパクトヘッドランプの性能
| |
明るさ |
照射距離 |
照射時間 |
| 電球色 |
5ルーメン |
5m |
80時間 |
| 白色（LOW） |
15ルーメン |
22m |
73時間 |
| 白色（HIGH） |
45ルーメン |
36m |
27時間 |
明るさ：光源が発する光の総量
照射距離：0.25ルックス（満月の時の明るさ）以上で照らすことが出来る距離
照射時間：白色LEDの場合は2メートル先の照度が0.25ルックスに減衰すまでの時間、電球色LEDの場合は初期の明るさに対して10％の明るさまで減衰する時間
電球色LEDを点灯したヘッドランプ
と言う事で、購入したモンベル コンパクト ヘッドランプを詳しく見ていきます。
商品パッケージ表
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商品パッケージ裏
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ヘッドランプ照明部分
左が白色LED、右が電球色LED
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ヘッドランプ本体背面、左右の切り欠きにベルトを通します。
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ヘッドランプ本体上面
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ヘッドランプ本体底面
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ベルト
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付属の単3形アルカリ乾電池、Energizer（エナジャイザー）
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取扱説明書、日本語
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取扱説明書、英語
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2017年4月29日～30日に立山へ泊りで行きました。目的は「星撮り」です。この時の撮影でコンパクト ヘッドランプを初めての実践投入。電池は付属の電池を使用、お試し用の電池ではありますが、4時間くらい（点けたり消したり）の使用では電池は無くなりませんでした。暗くなるようなこともありませんでした。ダブルクリックしなきゃ点灯しないのは、誤点灯防止のためとはいえ、冬の手袋をしての星撮りだとちょっと不便でした。まぁ、仕方ないですね。この時、一番気になったのは「ベルトが直ぐ緩む」ことでした。点けたり消したりするので、何度もヘッドランプを持ってスイッチを触るのでベルトが緩んだのか、もともと緩みやすいベルトなのか判りませんが、頻繁にユルユルになりました。これでは普通に登山中に歩いていても、緩んで気になって、安全に歩けそうにありません。私の登山スタイルでは、基本的に夜は歩かないのですが・・・。
ベルトの緩みが不安になったので帰宅後にネットで「モンベル ヘッドランプ 緩む」と検索すると似たような事例がありました。対策があるのかと期待しましたが、取扱説明書の記載通りに本体をベルトに装着していない時に緩む、ベルトの長さ調整する部分の構造上緩みやすい、とか書かれているだけで、対策は内容でした、残念。ちょっと、途方に暮れながら（モンベル好きなので、ナントカ使ってやりたい）、このコンパクトヘッドランプのベルト部分を眺めました。緩む原因は、「ベルト長の調整部分が滑りやすく、使っている時にベルトが引っ張られ、ズルズルと緩む（頭につけ、ヘッドランプ本体が揺れたとき、ベルトがひっぱられる）」のだと思います。私なりに考えた対策は、ベルト長の調整部分に「ベルトアジャスター」を入れることですが、このヘッドランプのベルトは、プラスチックパーツにくっつけられているのでベルトアジャスターを入れることが出来ません。他にやるとすれば、ベルトが緩まないように糸で縫い付けるしかありませんが、それだと長さを調整できないのでNGです。
今まで使っていた「ナショナル BF-198-H」はベルトが緩まないので優秀だね～、と今更ながら眺めました。ゴムバンド1本に、ベルトアジャスターを2個つけて長さを調整できるようになっています。おまけにゴムバンドには表と裏があり、表は普通ですが、裏側（頭に接する面）は滑り止め加工がされ、頭部やヘルメットに装着した時にズレ難いように配慮されています。また、この滑り止め加工により、ベルトアジャスターに通したベルトも滑らないため、モンベルのヘッドランプのように簡単にベルトが緩むことはありません。なんて、素晴らしいベルトなのでしょう。おまけに私の使い方だと、購入してから15年以上経過していますが、ベルトのゴムは伸びてはいません！
ふと、思いつきました。「ナショナル BF-198-Hのベルトをモンベルのヘッドランプに付ければ、イインジャネ～」、物差しで測ってみると、どちらもベルト幅は20㎜でした。ナショナルのベルトを取り外してモンベルに取り付けるとジャストフィット、頭につけても、ベルトを持って揺すっても、ベルトが緩むことはありません、答えが出ました。ナショナル BF-198-Hは、スンゴイ古い製品なので既に生産終了終了だし、ヘッドランプの交換用ベルト（バンド）なんて売ってないだろうと考えましたが、ものは試しダメ元でネット検索。ラッキー、さすがナショナル（今はパナソニックですね）です、ありました。ネットでしつこく検索してPanasonic Store（パナソニックのオンラインストア）で「ヘッドバンド BBD1033」を見つけました、BF-198/BF-198DPなどの消耗品・本体付属品と書かれていました。そして、ヨドバシ.comで注文、配達されたヘッドバンドをモンベルのヘッドランプ本体に装着して、めでたしめでたし。
パナソニックのヘッドバンドに換装したモンベル コンパクト ヘッドランプ
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