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浄土川
賽の河原の橋
賽の河原の橋は、室堂平の北縁部を流れる浄土川(浄土沢)に架かる橋です。室堂ターミナルから歩いて来ると、ドンズマリに雷鳥平があり、この広い場所一帯が雷鳥沢キャンプ場となっています。雷鳥平から北側に一段下がった場所を浄土沢が流れています。「浄土沢に架かる橋」だから賽の河原の橋と私は呼んでいますが正式名称は無いようです。浄土沢は6月くらいまで残雪に覆われており橋はありません。7月頃に雪が解けて、橋脚部分が露出すると橋板を渡す(例年、7月上旬過ぎに橋が架けられます)ようです。冬前になると、橋板が外され冬支度となります。
この賽の河原の橋、結構立派な橋です。橋脚部分は石を積み上げ、2メートルくらいの高さがあります。その上に橋板を渡しています。橋を渡る時は、かなり高度感があり、スリリング。足を滑らせて浄土沢に落ちるとかなり危険です。沢は大きな石がゴロゴロ、水は夏でも雪解け水が流れているのでキンキンに冷えています。テント泊している時に、賽の河原の橋から沢へ落ちた人を見ました。自力で動けなくなり、担架でキャンプ場の管理棟へは運ばれました。
賽の河原の橋(写真:2015年9月15日10時56分撮影)
賽の河原の橋(写真:2015年9月15日10時56分撮影)、3つの橋脚(石積みに金網)に橋板(4本の木材)
賽の河原(写真:2015年9月15日10時56分撮影)
賽の河原の橋 地図(Google Map)
賽の河原の橋と周辺コースポイント
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