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浄土川
浄土橋
浄土橋は、室堂平の北縁部を流れる浄土川(浄土沢)に架かる橋です。室堂ターミナルから歩いて来ると、ドンズマリに雷鳥平があり、この広い場所一帯が雷鳥沢キャンプ場となっています。雷鳥平から北側に一段下がった場所を浄土沢が流れています。「浄土沢に架かる橋」だから浄土橋と私は呼んでいますが正式名称は無いようです。浄土沢は6月くらいまで残雪に覆われており橋はありません。7月頃に雪が解けて、橋脚部分が露出すると橋板を渡す(例年、7月上旬過ぎに橋が架けられます)ようです。冬前になると、橋板が外され冬支度となります。
この浄土橋、結構立派な橋です。橋脚部分は石を積み上げ、2メートルくらいの高さがあります。その上に橋板を渡しています。橋を渡る時は、かなり高度感があり、スリリング。足を滑らせて浄土沢に落ちるとかなり危険です。沢は大きな石がゴロゴロ、水は夏でも雪解け水が流れているのでキンキンに冷えています。テント泊している時に、浄土橋から沢へ落ちた人を見ました。自力で動けなくなり、担架でキャンプ場の管理棟へは運ばれました。
浄土橋(写真:2014年7月26日10時26分撮影)
立派な橋脚(写真:2013年8月8日5時09分撮影)
橋の下は浄土沢の激流(写真:2013年8月8日5時09分撮影)
浄土橋 地図(Google Map)
浄土橋と周辺コースポイント
2015年6月29日、浄土橋(写真:2015年6月29日9時47分撮影)、6月末の夏山開き前なので未だ橋は架けられていませんでした。雪が緩んでるし、橋が無い、一番危ない時期かもしれません。雷鳥沢キャンプ場のオジサン(雷鳥沢ヒュッテの人?)に聞くと「来週日曜日に橋を架けます」とのことでした。
2006年7月26日、浄土橋(写真:2006年7月26日13時53分撮影)、大走りから下ってようやく室堂平へ戻ったと一安心。
2011年7月14日、浄土橋(写真:2011年7月14日16時13分撮影)
2012年7月24日、浄土橋(写真:2012年7月24日17時30分撮影)
2012年7月26日、浄土橋(写真:2012年7月24日8時20分撮影)
2013年8月8日、浄土橋(写真:2013年8月8日17時44分撮影)、下を見ずスタスタ歩くのが安全に渡るコツ
2015年9月14日、浄土橋(写真:2013年9月29日10時05分撮影)、浄土橋を渡る二人の登山者、まるでコピーをしたように、帽子・ザック・ヘルメット・身長などが同じ格好だったのです。ズボンは違ってましたけど。
2013年9月29日、浄土橋(写真:2013年9月29日6時38分撮影)、さすがに残雪ありません。
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