いこまいけ高岡、砺波編
いこまいけ高岡 > 砺波市 観光案内 > 砺波市の近代建築物 > 砺波郷土資料館

営業室の吹き抜け天井


 営業室の吹き抜け天井は、砺波郷土資料館の見所の一つです。2階までの吹き抜けで高い場所に天井があるので多少見難いですが、天井には「金唐皮紙(きんからかわかみ)」が使用されています。
 金唐皮紙は、明治時代に洋風建築に用いる最高級の壁紙とされたものです。江戸時代にオランダから輸入された金唐皮を和紙を素材として模造したのが始まりとされる紙です。厚手の和紙にロール状の版木棒で型押しし、唐草模様を浮き彫りにして、漆・膠(にかわ)・金箔・染料などで彩色していました。
 
営業室の天井
営業室の吹き抜け天井  
天井を飾る唐草模様の金唐皮紙
金唐皮紙
昔はシャンデリアが下がっていた?
天井の中央部
天井四隅の通気口
天井四隅の通気口
 

 
砺波郷土資料館の見所
正面玄関天井の鏝絵営業室の吹抜け天井頭取室二階の会議室東側の階段二階回廊螺旋階段営業室脇の廊下営業室通気口スタンプ
ページ先頭(砺波郷土資料館:営業室の吹き抜け天井)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.