田尻池：ホシハジロ - いこまいけ高岡

ホシハジロ

　ホシハジロ（星羽白、学名：Aythya ferina、英語名：Common Pochard）は、鳥綱カモ目カモ科ハジロ属に分類される鳥です。体長は42センチメートルから49センチメートル、翼長はオスが20.7センチメートルから22.4センチメートル、メスが20.1センチメートルから21.2センチメートルです。翼を開くと72センチメートルから82センチメートル程度です。体重は、500グラムから1300グラムくらいです。頭頂が盛り上がり、頭部が三角形に見えます。嘴の先端と基部は黒く、その真ん中には青灰色の帯模様が入って居ます。ホシハジロのオスの目（虹彩）は赤色です。繁殖期のオスは、頭部から頸部にかけての羽衣が赤褐色であり、胸部の羽衣や尾羽基部を被う羽毛は黒色、体側面の羽衣は灰色で、黒や黒褐色の細かい縞模様が入っています。メスの目（虹彩）は褐色です。メスは、頭部から胸部にかけての羽衣が褐色となっています。
　ホシハジロは、ヨーロッパからシベリア（バイカル湖）までの地域で繁殖し、冬になるとアフリカ大陸北部、中近東、インド、中華人民共和国東部、朝鮮半島、日本などへ南下し越冬します。日本の北海道では少数ながら繁殖しているホシハジロが確認されています。

ホシハジロ（写真：2011年2月19日撮影）、ホシハジロのオス（雄）

田尻池で見られる鳥
オオハクチョウ、コハクチョウ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ

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