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コハクチョウ


 コハクチョウ(小白鳥、学名:Cygnus columbianus)は、鳥綱 カモ目 カモ科 ハクチョウ属に分類される大型の鳥です。体長は115センチメートルから150センチメートル程度、翼を広げると180センチメートルから225センチメートル程度の大きさがあり、頸はやや太くて短めです。成鳥は全身の羽が白く、幼鳥は淡灰褐色です。嘴は先端はやや丸みをおび黒く、嘴基部は黄色になっています。脚は黒色で、大きな水掻きが付いています。離陸時は、水面をバタバタ駆けるようにして飛び立ちます。外見上はオオハクチョウによく似ており、コハクチョウとオオハクチョウの見分け方としては、全体的にやや小ぶりで頸が短めであり、嘴基部の黄色い部分がオオハクチョウは嘴先端部近くへ伸びているのに対して、コハクチョウは伸びていません。文章では判り難いですが下の写真を見ると一目瞭然だと思います。
 コハクチョウは、ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると日本、朝鮮半島、中華人民共和国東部、ヨーロッパ(アイルランド、イギリス南部、オランダ、デンマークなど)、カスピ海周辺へ南下し越冬します。
 
コハクチョウ(写真:2011年2月20日撮影)
コハクチョウ
写真中央がコハクチョウで、中央下がオオハクチョウです。嘴の違いで判ります。
 

 
田尻池で見られる鳥
オオハクチョウコハクチョウオナガガモホシハジロキンクロハジロ
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