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白山市 観光名所
白山比咩神社
白山比咩神社(しらやま ひめ じんじゃ)は、石川県と岐阜県の県境にそびえる白山(標高 2,702m)の山麓の石川県白山市三宮町に鎮座し、白山を神体山として祀る神社で、地元では「白山(しらやま)さん」の通称で呼ばれています。延喜式神名帳にある式内社であり、加賀国一宮とされています。また全国に2,000社以上あるとされる白山神社の総本社になっています。主祭神は、白山比咩大神(菊理媛神=くくりひめのかみ)と伊邪那岐尊および伊弉冉尊の3柱です。白山比咩神社の創建は、古代の事であり正確な時期は不明ですが、社伝によれば「崇神天皇の時代(3世紀から4世紀初め?)に白山を遥拝する「まつりのにわ」が創建され、元正天皇の霊亀2年(西暦 716年)に安久濤の森に遷座して社殿堂塔が造立された」と伝えられています。また養老元年(西暦 717年)には、越前の修験僧・泰澄大師が白山に登り開山し、白山の主峰である御前峰に奥宮が創建され、白山妙理大権現が奉祀されたと伝承されています。
この白山山麓にある白山比咩神社は「下白山」「白山本宮」「里宮」などと呼ばれ、白山御前峰山頂には「奥宮」、白山室堂には「奥宮祈祷殿」があります。白山比咩神社の社殿としては、大規模な三間社流造りの本殿、幣拝殿、直会殿、外拝殿、遊神殿、一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居、神門、神馬舎などがあります。主要な文化財としては、国宝(工芸品)に指定されている「剣(銘 吉光)」があり、国の重要文化財では絹本著色白山三社神像(絵画)、木造狛犬 1対(彫刻)、木造獅子狛犬 1対(彫刻)、太刀(銘 長光)(工芸品)、黒漆螺鈿鞍(工芸品)、沈金彫手箱(工芸品)、白山縁起(書跡・典籍)、神皇正統記(書跡・典籍)、三宮古記(古文書)、白山宮荘厳講中記録(古文書)があります。主要な社宝が、宝物館(4月から11月のみ開館)で展示されています。
登山が趣味なので、白山比咩神社へお参りに行きました。二礼二拍一礼し、登山の安全を祈りまして、社務所でお守りを物色、「登山安全」的なお守りを探しましたが見当たらず、巫女さんに聞いてもやはり存在せず。「白山奥宮まで行けばありますかね?」と聞くと「判らない」ってことでした。2017年に開山1300年ってことで初めて白山へ登山しました。白山室堂の奥宮祈祷殿に各お守りや神社グッズがありました。テンション高く探しましたが、やはり「登山安全」はありませんでした。それでも折角登ってお参りした記念に「交通安全」お守りとハクサンコザクラの描かれた石のストラップをお土産にしました。
公式Webサイト:白山比咩神社(北陸鎮護の大社 白山本宮・加賀一ノ宮)
白山比咩神社(写真:2015年3月6日12時57分撮影)
白山比咩神社の社殿と見所
その他:
二の鳥居、
三の鳥居、
北参道の鳥居、
触穢の所、
北参道の手水舎、
諸車修祓所、
玉垣門、
社務所、
遊神殿
白山比咩神社 地図(Map of Shirayama Hime Shrine, Hakusan City, Ishikawa, Japan)、境内地図
所在地:〒920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1
白山比咩神社と周辺の見所および交通機関
1. 北陸鉄道石川線 鶴来駅
2. 白山比咩神社
3. 舟岡山:白山比咩神社 創祀の地
4. 白山比咩神社 古宮跡:古宮公園内
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5. 道の駅しらやまさん
6. 獅子吼・手取県立自然公園
7. 石川県農林試験場 樹木公園
8. 金剱宮
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白山比咩神社への交通アクセスは基本的に自動車となります。 金沢市中心部から白山比咩神社まで車で35分(南南西へ道なりで18㎞)、北陸自動車道の金沢森本ICから45分(南西へ27㎞)、白山ICから35分(南南東へ17㎞)、小松空港から45分(東へ26㎞)です。公共交通機関を利用する場合は、北陸鉄道石川線「鶴来駅」前から加賀白山バス(北陸鉄道のバス子会社)「瀬女行き」のバスに乗り(乗車時間 5分)、「一の宮」バス停で下車します。
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