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OPS-50A 対空レーダー
ヘリコプター搭載護衛艦 かが には、ひゅうが型で採用された国産のFCS-3 多目的レーダーからミサイル射撃指揮機能を省略して対空捜索と航空管制に用途特化したOPS-50A 対空レーダーが装備されています。ひゅうが型から比較するとXバンドの追尾用アンテナ (ICWI) を省略し、Cバンドの捜索用アンテナのみ四方に向けて4セットを搭載しています。アイランド前部(艦橋上の壁の前面と左面)に0度と270度を向いたもの、後部(航空管制室上の壁、右面と後面)に90度と180度を向いたものを設置しています。このアンテナはアクティブ・フェイズドアレイ (AESA) 方式の固定式です。1番艦「いずも」では OPS-50でしたが、2番艦となる「かが」では改良が加えられ、アンテナをブロック化し背後から容易に整備できるように配慮したOPS-50Aが装備されました。
ヘリコプター搭載護衛艦 かが OPS-50A 対空レーダー(写真:2017年7月15日11時22分撮影)、艦橋左面
艦橋前面のOPS-50A 対空レーダー(写真:2017年7月15日12時13分撮影)
航空管制室右面のOPS-50A 対空レーダー(写真:2017年7月15日10時25分撮影)
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