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近代建築物
北国銀行武蔵ヶ辻支店(旧加能合同銀行本店)
北国銀行武蔵ヶ辻支店(旧加能合同銀行本店)は、旧加能合同銀行本店として1932年(昭和7年)に建築された建物です。設計は、日本を代表する建築家の一人である村野藤吾(1891年生 - 1984年没)が行いました。当時の銀行建築は古典主義的で重厚な建築スタイルが主流でしたが、北欧の近代建築やドイツ表現主義を連想させるこの建物は異色の銀行建築でした。正面壁面にある二階まで突き抜ける尖塔アーチ窓が特徴です。建築当時は、この尖塔アーチ窓に美しい意匠の鋳物グリル窓飾り(戦時中の金属供出で現存せず)が付けられていました。
加能合同銀行の本店として使用された後、戦時体制の下の1943年(昭和18年)に貯蓄増強の国策に沿って加能合同銀行と加州銀行および能和銀行の3行合併により、北國銀行が設立され、1958年(昭和33年)まで北國銀行本店として利用されていました。その後は支店として利用が続けられ、武蔵ヶ辻第四地区市街地再開発事業に伴い、2007年(平成19年)10月に「曳き家」が行われ、全面改装が行われ2009年(平成21年)4月13日に再オープンしました。一階は「北国銀行武蔵ヶ辻支店」として営業しており、三階は旧武蔵ヶ辻支店で使用していた金庫扉の展示やアートスペース(NPO法人 金沢アートグミ運営)などがあります。隣接する場所には、金沢有数の観光名所である「近江町いちば館(旧 近江町市場)」があります。
北国銀行武蔵ヶ辻支店(写真:2009年6月6日撮影)
北国銀行武蔵ヶ辻支店地図
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住所:〒920-0907 石川県金沢市青草町88
北国銀行武蔵ヶ辻支店 写真
尖塔アーチ窓
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尖塔アーチ窓横の装飾
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