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近代建築物
石川近代文学館(旧第四高等中学校本館)
石川近代文学館は、現在地(中央公園)に旧第四高等中学校本館として、1889年(明治22年)6月に起工され、1891年(明治24年)7月に竣工した建物です。設計は、当時文部省技師であった山口半六と久留正道が行いました。建物の構造は、レンガ造り2階建て桟瓦葺、正面玄関付、建築面積は1068平方メートルです。竣工から3年後の1894年(明治27年)9月には、第四高等学校と改称しました。長い間、学都金沢の中心的存在となっていましたが、第二次世界大戦後の1950年3月学制改革により閉校しました。現在の中央公園には、このレンガ造りの建物が残るのみですが、旧制第四高等学校の時代には本館の後に教室棟や学寮などの多くの学舎が建ち並んでいました。現在は、建物の東半分が石川近代文学館として、西半分が四高記念文化交流館として利用されています。
本館の壁面は、赤レンガを基本とし、腰周りと軒周りに釉薬レンガや白レンガを用いコントラストを強調し、レンガ造り建築ながらも単調なデザインにならないよう意匠的な工夫がなされています。屋根は寄せ棟造りであり、棟飾りや雪止めのグリルをのせレンガ造りの煙突を6箇所に立てています。一階は主として教員室や事務室、二階は教室として使用されていました。1969年(昭和44年)3月12日の国の重要文化財に指定されました。
石川近代文学館(写真:2009年6月6日撮影)
石川近代文学館地図
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住所:〒920-0962 石川県金沢市広坂2丁目2番5号
石川近代文学館 写真
正門
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旧旧第四高等中学校門衛所
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レンガの壁面
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イギリス積みのレンガ
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階段
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復元された教室
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