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常寂光寺 塵劫記の碑


 塵劫記(じんこうき)は、江戸時代前期の1627年(寛永4年)に吉田光由(よしだ みつよし、慶長3年(1598年)生 - 寛文12年11月21日(1673年1月8日)没)によって記された数学書(算術書)です。命数法や単位、掛け算九九などの基礎的な知識のほか、面積の求め方などの算術を身近な話題をもとに解説し、これ一冊で当時の日常生活に必要な算術全般をほぼ網羅できる内容となっており、日本における算学の草分け的な書物で、以後に作られた珠算書や算学書のベースとなりました。吉田光由は、常寂光寺創建時に土地を寄進した京都嵯峨の角倉家の一員で、塵劫記刊行350年を記念して角倉家ゆかりの常寂光寺境内にこの顕彰碑が1977年(昭和52年)に建立されました。
 
常寂光寺 塵劫記の碑(写真:2011年11月9日撮影)
常寂光寺 塵劫記の碑
 
塵劫記の碑地図(Map of Jinkoki Monument, Jojakko-ji Temple, Kyoto city, Japan)
 
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塵劫記の碑と周辺の見所
  1. 塵劫記の碑
  2. 山門:拝観受付
  3. 仁王門
  1. 藤原定家の山荘跡(時雨亭趾)
  2. 小倉百人一首編纂の地
  3. 砂田明の碑
  1. 女の碑
  2. 鐘楼
 

 
常寂光寺の伽藍と見所
山門仁王門本堂鐘楼寺務所妙見宮多宝塔開山堂墓所謌僊祠休憩所土蔵庭園女の碑砂田明の碑小倉百人一首編纂の地藤原定家の山荘跡塵劫記の碑境内地図
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