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泉涌寺
泉涌寺 勅使門
泉涌寺の勅使門(ちょくしもん)は、皇族や天皇の勅使が寺を訪れた際に使われる門です。本瓦葺き、四脚門となっています。軒はすべて菊の御紋の瓦で飾られ、蟇股には牡丹の彫刻、唐戸の上部と門の四脚の左右には軸木に木葉文を付けた細かな透かし彫りがあります。屋根の破風には雲文の懸魚が付けられ、皇室の菩提寺にある勅使門にふさわしい風格のある優美な門です。近年の修復の際に、鬼瓦に「弘化二年(1845年)御再建」の銘文が見つかっています。この年号は、江戸時代末期の天保12年(1841年)の本坊焼失の後、本坊の再建が行われた年に当たります。
普段は閉じられて判りませんが、勅使門を入ると白砂を敷いた御所庭の奥に昇降口があり、そこを「御車寄せ」と呼んでいます。御車寄せの上の屋根は檜皮葺になっており、屋根の破風には鍍金された菊の御紋の飾り板が付けられています。
泉涌寺 勅使門(写真:2017年1月30日9時27分撮影)
泉涌寺 勅使門 地図(Map of Imperial messenger's gate (Chokushimon), Sennyū-ji Temple, Higashiyama-ku, Kyoto city)
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勅使門と周辺の伽藍および見所
1. 浴室
2. 鎮守社
3. 泉涌水屋形
4. 仏殿:国重文
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5. 舎利殿
6. 本坊本坊への門
7. 本坊
8. 勅使門
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9. 御座所
10. 海会堂
11. 唐門
12. 霊明殿
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