いこまいけ高岡 / 京都の近代建築編
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西陣IT路地


 西陣IT路地(NTT京都支店西陣別館、旧京都中央電話局西陣分局舎)は、油小路通と中立売通との交差点西南角にあります。京都市内で三番目の電話分局になるもので、1920年(大正9年)10月の起工、翌年1921年(大正10年)12月の竣工で、設計は逓信技師の岩元祿(いわもと ろく)です。鉄筋コンクリート造2階一部3階建てになっています。夭折した建築家岩元祿の現存唯一の建築作品となっています。大正時代の建物とは思えないほどモダンな外観でまるで現代建築のように見える建物です。
 外観は、正面(北側)1階に半楕円形断面の柱3本を立ち上げ、各頂部にヴィーナスのトルソー像(胴体部分のみを造形した彫刻)を載せ、正面2階弓形出窓の周囲や東面2階庇下を踊り子のレリーフ・パネルで飾り、3階壁面(北西角の塔屋部分)にはライオンの彫刻があります。外観意匠は極めて独創的で、ドイツ表現主義と同質の造形意匠を創出した作品として日本近代建築史上で重要な位置づけにあります。西陣IT路地の建物は、2006年(平成18年)7月に国の重要文化財に指定されました。また、国登録有形文化財(第26-0006号)にもなっています。
 
西陣IT路地(写真:2009年10月28日撮影)
西陣IT路地
 
西陣IT路地 建物北面
西陣IT路地 建物北面
 
西陣IT路地 地図(Map of Nishijin IT roji)
 
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西陣IT路地 住所:京都府京都市上京区油小路通中立売下る甲斐守町97番地
 
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