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室生寺
室生寺 金堂
金堂(こんどう)は、鎧坂の階段を登りきった場所の正面にあり、斜面に築いた2段の石垣の上に「懸造(かけづくり)」で建てられ、屋根は寄棟造で柿葺き(こけらぶき)となっています。金堂の建物全体は正面5間・側面5間であり、構造的には正面5間・側面4間の「正堂(しょうどう、内陣)」とその手前に奥行1間の「礼堂(らいどう)」を付した形式です。国宝に指定されています。正堂部分は、平安時代前期(9世紀後半)に建てられ、鎌倉時代末期に大修理が行われています。礼堂部分は、1672年(寛文12年)の建築です。
金堂の堂内には、向かって左から十一面観音立像(平安時代前期の作、国宝)、文殊菩薩立像(重文)、木造釈迦如来立像(平安時代前期作の一木造で金堂の本尊、国宝)、薬師如来立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)が横一列に並び、これらの仏像の手前に運慶作と伝えられる十二神将立像(鎌倉時代、重文)が並べられています。本尊背後にある大きな板壁には帝釈天曼荼羅図(平安時代初期、国宝)が描かれています。
室生寺 金堂(写真:2011年11月7日撮影)
金堂地図(Map of Kondo (Golden Hall), Muro-ji Temple, Nara, Japan)
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室生寺の金堂と周辺にある見所
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