宇陀市：室生寺 - いこまいけ高岡

室生寺

　室生寺（むろうじ）は、真言宗室生寺派大本山の寺院で、山号は宀一山（べんいちさん）で、本尊は金堂（国宝）に安置されている釈迦如来（国宝）です。かつて高野山が女人禁制だった時代に、室生寺が女性の救済を目的として女性に開かれていたため「女人高野」の別名があります。境内には、シャクナゲ（石楠花）が多く植えられており、シャクナゲの名所としても知られています。
　この室生寺は、興福寺の高僧であった賢璟（けんきょう）がこの地で皇太子山部親王（後の桓武天皇）の病気平癒を祈願したのが開基とされ、創建年は奈良時代末期の宝亀年間（770年から781年）です。室生寺は、宇陀川の支流室生川の北岸にある室生山の山麓から中腹にかけて、国宝の金堂・本堂（灌頂堂）・五重塔や国重要文化財の弥勒堂・五輪塔・奥の院にある御影堂・納経塔（石造二重塔）などの伽藍が点在しています。

室生寺（写真：2011年11月7日撮影）、鎧坂の階段下から見た金堂

室生寺地図（Map of Muro-ji Temple, Muro, Uda City, Nara, Japan）、室生寺境内地図

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住所：〒633-0421 奈良県宇陀市室生区室生78、公式Webサイト：女人高野室生寺

室生寺と周辺の観光名所と交通機関

室生寺と周辺の観光名所
1. 室生寺
2. 太鼓橋
3. 室生山暖地性シダ群落：国の天然記念物
4. 室生龍穴神社
5. 室生山上公園芸術の森
室生寺周辺の交通機関
1. 室生寺前バス停：奈良交通バス 43番系統
2. 駐車場

室生寺の写真（各伽藍の写真は室生寺境内地図のリンク先からもご覧頂けます。）

表門	仁王門	鎧坂
金堂（国宝）	弥勒堂（国重文）	本堂（灌頂堂、国宝）
五重塔（国宝）	奥の院	御影堂（大師堂、国重文）

宇陀市室生地区の観光名所と交通機関
室生寺、大野寺、大野寺磨崖仏、近鉄室生口大野駅、室生口大野駅バス停、室生寺前バス停

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