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五箇山民謡
こきりこ節
こきりこ節・ささら踊り、写真は2008年5月31日に菅沼合掌集落で行われた「四季の五箇山 春の宵 越中民謡競演会」で撮影、踊りは越中五箇山筑子唄保存会
2008年9月14日:城端むぎや祭り じょうはな座での踊り競演会にて
2008年9月23日:五箇山麦屋祭り 舞台競演にて
こきりこ手踊り、写真は2007年9月26日に行われたこきりこ祭りの「白山宮 奉納こきりこ踊り」で撮影、踊りは地元上梨地区の子供
こきりこ節(筑子節)の唄
一、筑子の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のカナカイじゃ
一、踊りたか踊れ泣く子をいくせ ササラは窓の許にある
一、向の山を担(かず)ことすれば 荷縄が切れてかづかれん
一、向の山に啼く鵯(ひよどり)は 啼いては下がり啼いては上がり
朝草刈りの目をばさます 朝草刈りの目をさます
一、月見て歌ふ放下(ほうか)のコキリコ 竹の夜声の澄みわたる
一、万(よろず)のササイ放下(ほうげ)すれば月は照るなり霊(たま)祭
一、波の屋島を遁れ来て 薪樵るてふ深(み)山辺に
烏帽子狩衣脱ぎ棄てて 今は越路の柏刀(そまがたな)
一、娘十七八大唐の藁じゃ 打たねど腰がしなやかな
一、想いと恋と笹舟にのせりや 想いは沈む恋は浮く
一、イロハの文字に心が解けて 此身をせこに任せつれ
一、かぞいろ知らで一人の処女(なじょ)が いつしかなして岩田帯
一、向いの山に光るもんにゃ何んぢゃ 星か蛍か黄金の虫か
今来る嫁の松明(たいまつ)ならば さしあげてもやしゃれやさ男
一、漆干柿朱干杯黄金(きん)の鶏一番(つがい)
朝日かがやき夕日さす三つ葉うつ木の樹の下に
一、色は匂へど散りぬるを 我世誰ぞ常ならむ
憂ゐの奥山今日越えて 浅き夢みし酔ひもせず
(はやし)窓のサンサもデデレコデン
はれのサンサもデデレコデン
なお演歌歌手・成瀬昌平さんが歌う「はぐれコキリコ」と民謡「こきりこ節」の歌詞は全く別物です。
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