いこまいけ高岡
五箇山
五箇山は、富山県南西部の南砺市山間部にあります。昔ながらのただずまいを残す合掌集落は、昭和45年に国の史跡指定、平成6年に重要伝統的建造物群保存地区に選定、そして平成7年には、岐阜県の白川郷とともに五箇山(
相倉集落および
菅沼集落)が「白川郷・五箇山の合掌造り集落(Historic Villages of Shirakawa-go and Gokayama)」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
また五箇山地方には30近くの民謡が残されており、秋の
五箇山麦屋まつり(下梨 地主神社 境内、哀調をおびた旋律に凛々しい舞の麦屋踊り)や
こきりこ祭り(上梨 白山宮 境内、狩衣姿でささらを打ち鳴らすささら踊り)で数々の民謡や踊りが披露されます。
昔は、冬になると豪雪のため「陸の孤島」と言われた五箇山ですが、現在は東海北陸自動車道・国道156号線・国道304号線の整備により冬場でも簡単にアクセスでき、他の季節では味わえない「美しい雪化粧」を堪能することが出来ます。
また五箇山地方には30近い
五箇山民謡が残され「民謡の宝庫」とも言われています。もっとも代表的な民謡は「こきりこ節」「麦屋節」で国の無形文化財に指定されています。五箇山は平家の落ち武者が住み着いたと伝えられ、農耕の合間に昔の栄華を懐かしみ唄い踊った民謡で哀調と格調高い調べが特徴です。うたい踊り続けることによって守られ、時代を越えて五箇山に息づいていきます。「といちんさ節」「四つ竹節」などは庶民の生活に根ざした民謡でユーモラスで楽しい唄です。「お小夜節」は男女の悲哀を唄った悲しい唄となっています。
観光名所
五箇山地図
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