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上日寺
馬十の句碑
馬十(ばしゅう)は、江戸時代に生きた氷見町の商家・日名田屋の主人だった人で、町年寄りや算用聞も勤めました。通称名は、日名田屋伊兵衛です。1722年(享保7年)に生まれ、1804年(文化元年)に83歳で亡くなりました。
俳人として知られ、金沢の俳人・高桑蘭更(たかくわ らんこう)とも親交があり、高桑蘭更が1763年(宝暦13年)に編集した「花の故事(ふること)」に馬十の俳句が残る他にも多くの俳句を詠んでいます。
上日寺の境内にある馬十の句碑には、
「名月や いそのくろ鳥 猶く路し」の俳句が刻まれています。
この句碑は、自然石を利用したもので、年代も古く、句も優れ、氷見の俳諧史を知る上で貴重な句碑として、1991年(平成3年)3月に氷見市指定文化財(民俗資料)となりました。句碑は、観音菩薩霊水の横にあります。
馬十の句碑(写真:2006年12月5日撮影)
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