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丑寅櫓跡


 丑寅櫓跡(うしとら やぐらあと)は、本丸の東北角「丑寅の方角」にあったことから丑寅櫓(うしとらやぐら)と呼ばれていました。1759年の宝暦の大火で焼失し、その後再建されていません。櫓を支える石垣は「野面積み(のづら つみ)」という技法が用いられ、1592年(文禄元年)の築造と推定されています。金沢城内で最も古い石垣です。
 丑寅櫓跡の正面には兼六園が広がり、ずっと向こうに目をやると石川県と富山県の県境にある白兀山(しらはげやま、896m)、奥医王山(おくいおうぜん、939m)、戸室山(とむろやま、548m)などの山並みが見えます。また左手を見ると卯辰山(うたつやま、141m)があります。
 
丑寅櫓跡
 
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金沢城公園の見所
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