京都：二条陣屋 - いこまいけ高岡

二条陣屋（小川家住宅）

　二条陣屋（にじょうじんや）は、江戸時代後期に建てられた数寄屋式住宅で、「小川家住宅」として国の重要文化財に指定されています。豊臣秀吉に仕えた小川土佐守祐忠（伊予今治7万石の城主）が関が原の合戦に領地没収となり出家し、その長男千橘（せんきつ）が、萬屋平右衛門を名乗り、この地で米穀商・両替商および木薬屋を始めたのが小川家の起こりです。
　この小川家住宅は、二条城や京都所司代に仕候する中小の大名の陣屋として、また京都町奉行所の公事宿（くじやど、訴訟や裁判のために地方から出てきた人を宿泊させる宿屋）としても利用されたので「二条陣屋」とも呼ばれていました。大名の身辺警護のための隠し階段や武者隠しなどの一般の町屋には無い特殊な構造や設備が施されています。なお、2012年頃まで修繕工事のため内部の一般公開が中止となっています。

二条陣屋（写真：2009年10月28日撮影）

二条陣屋地図（Map of Nijo-jinya, Kyoto）
地図の赤線は、地下鉄二条城前駅の三番出口から二条陣屋への道順です。

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住所：京都府京都市中京区大宮通御池下る三坊大宮町137

二条陣屋と周辺の観光名所

1. 二条陣屋
2. 神泉苑

3. 二条城
4. 京都市地下鉄東西線二条城前駅

京都市中京区の観光名所
二条城、神泉苑、二条陣屋、冷然院跡、京都所司代上屋敷跡、三条通、京都市役所、京都ハリストス正教会

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