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奈良市の近代建築物
仏教美術資料研究センター
仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)は、奈良県下の物産展示即売場として利用された建物(木造2階建て、桟瓦葺)で、日本建築史学者として著名な関野貞の設計です。構造は洋風ですが、外観は平等院鳳凰堂に倣い、正面に唐破風の車寄せがあり、細部には日本建築の各時代の様式を駆使するとともに、一部イスラム風などの意匠をも取り入れています。後に、奈良県商工陳列所、奈良県商工館と名称を変え、1951年(昭和26年)国に移管されて、1980年(昭和55年)まで奈良国立文化財研究所の庁舎として利用され、1983年(昭和58年)に奈良国立博物館の付属施設となり、現在は仏教美術資料研究センターの建物として活用されています。名勝奈良公園の景観との調和を図って和風を意匠の基調とした建物の一つであり、東西の古建築様式を取り入れた点に時代の風潮がうかがえる重要な遺構です。1983年(昭和58年)1月に国の重要文化財に指定されました。
仏教美術資料研究センター(写真:2008年11月9日撮影)
仏教美術資料研究センター 地図(中央のポインターの場所が仏教美術資料研究センター)
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住所:奈良県奈良市春日野町50番地
- 仏教美術資料研究センター
- 奈良交通(路線バス)「大仏殿春日大社前」バス停
仏教美術資料研究センターの写真
鬼瓦
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丸窓
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