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奈良国立博物館 旧本館(現 なら仏像館)
奈良国立博物館 旧本館(旧帝国奈良博物館 本館、現在はなら仏像館)は、奈良公園内に位置しています。 設計は宮廷建築家として活躍した片山東熊(かたやまとうくま、1854年生~1917年没、宮内省匠寮技師)と宗兵蔵、施工は清水満之助が行いました。1894年(明治27年)に竣工し、1895年(明治28年)に帝国奈良博物館として開館されました。フレンチルネサンス高揚期の様式で、煉瓦造石貼り、一階建、桟瓦葺一部銅板葺です。内部は簡素な意匠ながら、外観は装飾的です。本館南側にある付属棟は、1937年(昭和12年)に収蔵庫として建設されたものです。この建築は構造および計画的によく検討された博物館建築で、京都国立博物館とともに明治中期の代表的遺構として1969年(昭和44年)3月に国の重要文化財に指定されました。
旧本館(なら仏像館)では、仏教彫刻を中心とした常設展示が行われ、飛鳥時代から鎌倉時代に至るまでの優れた仏像を数多く展示しています。また、パキスタン(ガンダーラ仏など)・中国・朝鮮半島の仏像も展示されています。付属棟「青銅器館」は、2002年(平成14年)から坂本コレクション中国古代青銅器の常設展示室となっています。
奈良国立博物館 旧本館(写真:2011年11月8日撮影)
西面出入口も利用できた時の奈良国立博物館 旧本館(写真:2008年11月9日撮影)
奈良国立博物館のパノラマ写真
奈良国立博物館 地図(橙色ポインター「1」の場所が奈良国立博物館 本館です)
地図データ 読み込み中 .....
この場所に奈良県奈良市登大路町にある奈良国立博物館 旧本館の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
住所:奈良県奈良市登大路町50番地
奈良国立博物館への行き方:近鉄奈良駅から登大路を東へ徒歩15分、JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス(市内循環線2番)に乗り「氷室神社・国立博物館」下車すぐ
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