いこまいけ高岡 >
奈良県 >
桜井市地図
初瀬
初瀬(はせ)は、長谷寺の門前町です。平安時代には貴族の長谷寺詣でが盛んになり、鎌倉時代末期から室町時代に門前町・宿場町として初瀬の町が形成されました。「長谷寺縁起文」によれば、初瀬川の上流に祀られていた毘沙門天の宝塔が川へ転げ落ち、やがて瀬の岩の上に流れ着きました。この石を「泊瀬石」といい、現在の地名「初瀬」の起源である「泊瀬」の由来になったとされています。
初瀬(写真:2011年11月7日撮影)
初瀬地図(Map of Hase, Sakurai City, Nara Prefecture, Japan)
地図データ 読み込み中 .....
この場所に奈良県桜井市にある長谷寺の門前町・初瀬の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
初瀬の交通機関と見所
- 初瀬の交通機関(地図の青マーカー)
- 近鉄長谷寺駅:長谷寺まで徒歩15分
- 市営駐車場(初瀬観光センター)
- 長谷寺参道口 バス停
- 長谷寺駐車場
- 初瀬の見所(地図の赤マーカー)
- 長谷寺
- 大鳥居跡:1908年(明治42年)まで大鳥居があった場所、現在は礎石のみがあり1841年建立の灯籠2基が残されています。
- 金比羅神社:初瀬新町の氏神、本殿・拝殿・狛犬一対・朱塗りの鳥居があります。
- 長谷山口坐神社:延喜式の「式内大社」です。
- 初瀬郵便局
- 廊坊家住宅:長谷寺の俗別当を務めた家、江戸時代前期の17世紀後半に建築
- 山田酒店(茶房長谷路):1811年(文化8年)建築
- 伊勢辻の道標:江戸時代中期の1726年(享保11年)建立の道標です。西面「右いせみち」、南面「右くわ音 左なら大坂道」、東面「左いせみち」、北面「伊勢辻 石工桜井与助」と刻まれています。
- 崇蓮寺:松尾芭蕉の古毛里塚の石標「春の夜や こもりどゆかし 堂の隅」があります。
- 田中家住宅:本陣・脇本陣を務めた家(屋号:胡麻屋)、江戸時代後半の19世紀初期に建築
- 白髭神社:奈良時代の749年(天平勝宝元年)10月15日鎮座
- 法起院:西国三十三箇所番外札所、西国観音霊場を開基した徳道上人が晩年隠棲したと伝えられる寺
- 大和玉仙閣美術館
- 与喜天満神社(與喜天満神社):祭神は長谷寺の地主神「菅原道真」で、初瀬八ヶ大字の氏神です。平安時代の946年(天慶9年)に鎮座し、天満神社としては日本最古です。現在の社殿は、江戸時代後期の1818年(文政元年)に長谷寺によって再建された建物です。
- 玉鬘庵跡:源氏物語の玉鬘巻に登場する玉鬘庵の跡です。
- 素戔雄神社:平安時代の鎮座とされ、祭神は素戔雄命(スサノオノミコト)です。境内には樹高40メートル・樹齢800年とされる県指定「大銀杏」があります。
- 的場家住宅:江戸時代後期の1806年(文化3年)建築
- 連歌橋:藤原定家一門が長谷寺から与喜天満神社へ歌を作りに行く時に渡った橋
- 愛宕山:正面には長谷寺の境内を一望できます。
初瀬の写真
ページ先頭(桜井市:初瀬)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.