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見送り幕
見送り幕「八仙人図」
宵祭り(10月9日)に懸けられる見送り幕は、「八仙人図(神仙境の八仙人、明人山遊の図とも)」のデザインで、上部の帽額に鳳凰が配されています。1992年(平成4年)に京都市にある株式会社川島織物セルコンで復元製作された綴織です。
鳩峯車 宵祭の見送り幕「八仙人図」(写真:2008年10月9日撮影)
帽額の鳳凰(写真:2011年10月9日撮影)
八仙人図:「明人山遊の図」とも呼ばれ、山に遊ぶ中国人の意匠です。大人が11人、子供(唐子)が4人、鶴が1羽、カエル(蝦蟇)が1匹います。八仙人ということで8人の仙人が描かれていることになりますが、見送り幕をみてそれと判るのは、下部中央の瓢箪を持つ人物が瓢箪から駒の「張果老(ちょうかろう)」、下部右のカエルと遊んでいる人物が「蝦蟇仙人(がま せんにん)」、同じく下部右のみすぼらしい人物が「李鉄拐(り てっかい)」の3人です。
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