いこまいけ高岡 >
立山 >
ハイキングと登山 >
千石城山
南東尾根の堀切1
千石城山は南北朝時代から戦国時代にかけて山城が築かれており、登山道のある南東尾根に堀切(外敵の侵入防止や遅延のために尾根を人工的に開削した溝)が造られています。現在の登山道は尾根の南側を通っているので、堀切にぶつかって立て治往生することは無いですが、山城だった当時は登山道は無く、尾根筋を登って攻めてきた敵がいたとすれば難儀だったことでしょう。南東尾根では3つの堀切が確認でき、山頂に一番近いこの「南東尾根の堀切1」は最も規模の大きな堀切です。登山口から歩いてくると、右手に岩肌がむき出しになり、その先には明らかな鞍部(尾根に対して90度の方向に切られた堀切)があります。登山道はこの鞍部の最低部分から擬木の急階段を上ります。
南東尾根の堀切1(写真:2018年10月22日10時29分撮影)、尾根の岩を削って鞍部を造り堀切としています。
千石城山 南東尾根の堀切1 地図(Google Map)
千石城山への登山道にある南東尾根の堀切1と周辺のコースポイント
登山口方向から見下ろした南東尾根の堀切1(写真:2018年10月22日10時29分撮影)
堀切の底から山頂方向への登山道・階段(写真:2018年10月22日10時29分撮影)
堀切の底から登山口方向への登山道(写真:2018年10月22日10時29分撮影)
堀切の場所では人工的に開削したであろう岩肌が剥き出しになっています。(写真:2018年10月22日10時29分撮影)
ページ先頭(千石城山:南東尾根の堀切1)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.