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護衛艦 あぶくま
76mm速射砲
62口径76mm速射砲は、イタリアのOTOメララ社(現OTOプレダ社)が開発したものを日本でライセンス生産したものです。世界各国の海軍で使用されている標準的な速射砲です。対空・対艦・対地攻撃と多目的に利用できます。1分間に80発の速射性能があり、砲身は水冷式になっています。弾丸には、着信信管とVT信管(電波を出し攻撃対象の近接で爆発させる)の2種類が利用できます。
護衛艦 あぶくま 76mm速射砲(写真:2007年8月2日撮影)
76mm単装速射砲 砲身の先端部(マズルブレーキ)
初速:925m/秒
射撃速度:80発/分
最大射程:16300m、最大射高:11100m
操縦方法:全自動
旋回速度:60°/秒
俯抑範囲:-15°〜+85°
操作員:3名
全重量:7160kg
弾薬重量:着発信管12.36kg、VT信管12.33kg
搭載弾薬数:防衛機密のため非公開(砲塔下部に約80発の砲弾搭載可能)
詳細な説明と写真は「62口径76ミリ速射砲」をご覧ください。
海上自衛隊の自衛艦に搭載される62口径 76mm速射砲
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