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法堂
法堂 天井絵
法堂の中央部の2室(内陣と外陣)の格子天井に天井絵(135枚)が描かれています。狩野安信による草花の絵が描かれています。綺麗な草花だけでなく、ダイコン・インゲン・ナスなどの野菜も描かれています。狩野 安信(かのう やすのぶ、1614年(慶長18年)生 - 12月1日(1月10日) - 1685年(貞享2年)没)は、江戸時代初期の狩野派の絵師です。狩野孝信の子で、狩野探幽、狩野尚信の弟です。
実際に訪れてみるとわかりますが、室内は薄暗いうえに、350年前に描かれた天井絵であるため劣化が著しく、「天井が金色っぽいけれど・・・薄汚れている?」といった感じです。書院に置かれている、写真とそれぞれの絵の対応表を確認し、再び外陣の部屋に戻り、じっくり目を凝らすと、ダイコンやインゲンの絵が見えてきます。運良くお坊さんの説明を聞くことが出来、ついでに「修復しないんですか?」と質問すると、「重要文化財で、文化庁に申請しているのですが、なかなか許可が下りない」とのことでした。
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