京都嵯峨野：祇王寺 - いこまいけ高岡

祇王寺

　祇王寺（ぎおうじ）は、往生院祇王寺と号する真言宗大覚寺派の寺院（尼寺）です。寺伝によれば祇王寺のある場所は、平安時代に法然上人の弟子である念仏房良鎮が往生院を開創し、後に祇王寺と呼ばれるようになったと伝えられています。平家物語によれば、祇王は、平清盛に仕え寵愛された白拍子（平安時代末期から鎌倉時代にかけて起こった歌舞を演ずる芸人（遊女））でしたが、仏御前の出現により清盛の心が祇王から離れてしまったので、母・刀自（とじ）と妹・祇女と共に出家し、この地に移り住んだとされています。後に、仏御前も加わり念仏三昧の余生を送ったと伝えられています。
　現在の本堂は、1895年（明治28年）に再建されたもので、堂内には本尊・大日如来像をはじめ、平清盛と祇王ら4人の尼僧像が安置されています。
公式Webサイト：祇王寺

祇王寺（写真：2011年11月9日撮影）、苔庭と紅葉に本堂

祇王寺の見所

本堂	宝篋印塔	苔庭
門	小柴垣と竹林	紅葉と苔庭

祇王寺地図（Map of Gio-ji Temple, Sagano, Kyoto city, Japan）、祇王寺境内地図

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住所：〒616-8435 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32

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