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一乗寺城


 一乗寺城(いちじょうじじょう)は、越中国と加賀国との国境にある枡山(升形山、標高276メートル)の山頂に在った山城です。南北朝時代の正平年間(1346年~1370年)に、南朝方の越中国守護・桃井直常の重臣であった丹羽吉左衛門により、庄ノ城の支城として築城されました。1584年(天正12年)には、前田利家への備えとして佐々成政の家臣・杉山小助によって改修が行われました。しかし、同年9月の末森城合戦の後に落城し、前田家が加賀国と越中国を所領したため戦略的価値が無くなり、廃城になったと考えられています。
 
一乗寺城跡 地図
住所:富山県小矢部市八伏
 

 
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