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増山城跡
二ノ丸(本丸)
二ノ丸(にのまる)は、増山城の本丸(主郭)です。周囲の郭は二ノ丸を守るように配置されており、敵兵がもっとも侵入しにくい場所にあります。手前には増山城の城跡内で唯一の石垣(現在では石が失われています)がありますが、規模が小さく、防御機能よりも権力誇示のための石垣と推定されています。中央に神水鉢がありますが、用途は不明で手水鉢、旗台石、塔芯礎など諸説あります。北東角には鐘楼堂(隅櫓)があり、中心部(二ノ丸)でもっとも高所(124.23m)です。二ノ丸南空堀で焼土の厚い堆積が検出されています。
名前は「二ノ丸」ですが、一ノ丸と比較して遥かに広く、周辺は断崖もしくは土塁で囲まれていることからも増山城の本丸があった場所であると容易に推測できます。
増山城跡・二ノ丸(写真:2009年4月11日撮影)
増山城跡・二ノ丸 地図
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緯度経度:北緯36度39分3.078秒 東経137度2分26.942秒
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