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ニワトリ舎
白藤 尾長鶏
尾長鶏(オナガドリ)は、江戸時代に土佐藩(現在の高知県)で作出されたニワトリで、世界で最も尾羽の長くなる鳥です。ニワトリは通常一年に一度羽が生え換わりますが、オスの尾長鶏は尾羽が生え換わらないため、尾が非常に長くなります。その尾は、10メートル以上の長さになることもあり、ギネスブック掲載の記録では10.6mとなっています。飼育下で尾を長くするためには、大正時代に開発された「止箱(とめばこ)」と呼ばれる飼育箱で、鳥の動きを少なくし、尾が損傷しないように飼育します。国の特別天然記念物に指定されています。
江戸時代の土佐藩では、大名行列の先頭で尾長鶏の尾羽で飾った槍を高く掲げて歩き人目を引く事で威信や権力を誇示し行列を進めました。
白藤 尾長鶏(写真:2011年3月29日撮影)
白藤 尾長鶏のメス(雌鶏)
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