いこまいけ高岡
いこまいけ高岡 > 高岡市の近代建築物

清水町配水塔資料館


 清水町配水塔資料館は、高岡市の近代水道発祥の地です。富山県内では砺波市(大正12年9月通水開始)についで2番目に早く造られた水道です。水道施設は、昭和4年4月に着工され、昭和6年(1931年)6月に完成しました。敷地は水道公園として整備され、敷地内には国の有形登録文化財である「旧配水塔」「旧第3源井上屋」「水源地水槽」があります。JR北陸線と国道156号線が交差する近くの清水町(住所:高岡市清水町1丁目7番30号)にあります。
 明治18年から昭和60年までの100年間に建設された全国の水道施設の中かれ選ばれた「近代水道百選」に選ばれています。富山県内では唯一の選定です。
 
清水町配水塔資料館
 
清水町配水塔資料館 地図
JR北陸本線と国道156号線の交差する所の南西200メートルくらいの場所に位置しています。JR高岡駅を出て、線路沿いに西へ800進み、国道156号線との交差点(南町)をそのまま直進し、次の信号機(博労本町交差点)で左折(南へ)し、150mくらい行くと右手に給水塔(高岡市福祉協議会館の敷地の中)があります。
 
地図データ 読み込み中 .....
 
この場所に清水町配水塔資料館の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
住所:富山県高岡市清水町一丁目(高岡市福祉協議会館内)
行き方:JR高岡駅から徒歩20分、能越自動車道 高岡インターから車で10分、敷地内に駐車場があります。
  1. 旧配水塔(清水町配水塔資料館)
  2. 旧第3源井上屋
  3. 水源地水槽
 
施設案内

旧配水塔 旧配水塔:高岡市における近代水道の発祥の地にある配水塔は「水道のシンボル」として、高岡の発展に大きな役割を果たしました。窓や1階入口を洋風のアーチ式にデザインしたり、元内閣総理大臣の犬貴殿の毛筆書き「恵澤萬年」を御影石に刻みこんだものを設置するなど、当時としてはモダンな外観となっています。昭和6年(1931年)6月に完成し、昭和33年(1958年)3月まで清浄な水を、ポンプで配水塔5階の貯水槽に送り、配水塔の落差を利用して、市内へ水を供給していました。

旧第3源井上屋 旧第3源井上屋:地下水をくみ上げていた源井(深さ7.5m、内径3.0m)の上に建てられた建造物です。構造は、鉄筋コンクリート造りで内面に止水「モルタル」および「アスファルト」の防水加工を施してあります。レンガの外壁を持ち、八角形の平面とあいまって美しい外観を見せ、配水塔とともに当時の科学技術の粋を集めた施設のシンボルです。

水源地水槽 水源地水槽(旧配水池):鉄筋コンクリート造りで、長さ30.3m・幅22.7m・高さ3.0mの大規模な半地下式の貯水槽です。配水池の東西の入□上部には、元首相:犬養毅の毛筆書き「鐘水豊物」と元富山県知事の鈴木敬一の毛筆書き「滾々不尽」を御影石に刻み込んだものを設置してあります。配水池として使用されていたのは昭和58年までです。現在は、上部が公園(ゲートボール場)になっています。地震などによる災害が発生した場合は、応急給水ができるように維持管理されています。

 

 
高岡の近代建築物
赤レンガの銀行高岡市立博物館清水町配水塔資料館旧伏木銀行旧伏木測候所福岡歴史民俗資料館井波屋仏壇店塚本小児科医院塩崎商店宮崎商店本丸会館澤田家住宅
ページ先頭(高岡の近代建築物:清水町配水塔資料館)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.